saskatoonの水

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日本から海外に来ると、気にしてもしょうがないんだけど、気になるのが「水」です。

一般的に日本の水は軟水と言われていますし、ヨーロッパが硬水なのは有名です。
それでは北米はどうでしょう?
いえ、サスカトゥーンの水はどうでしょう?(危ない危ない・・・話を広げすぎると手に負えない…)

答えは超硬水です。(水の硬度についてはwikiをご参照ください)

こんなサイトをみつけました。Canadian Water Quality Associationからの情報とサイトにはありますが、こちらのページは2014年2月の更新になっています。
これによるとサスカトゥーンは15.5 grain per gallon(gpg)で10.5gpg以上がvery hardとありますので、超硬水です。
日本の硬度に直すと265でWHOの基準では180以上が非常な硬水とありますので、やっぱり超硬水ですね。

算出式(参考ページ
15.5×0.0648(1グレーンは0.0648g)÷3.785(1ガロンは3.785L)=0.26536…(g/l)
1gは1000mgですので、265となります。
この式で、他の地域の硬度も日本の硬度(アメリカ式)に直すことができますので、興味のある方はやってみてください。

カナダの水の硬度マップも見つけました。参考まで

自宅の水道水の使用感ですが、匂いなどはありません。
直接口に含んでも気になりませんし、多分飲んでも特に嫌な気持ちにならないと思います。
アメリカ時代は水道水が明らかに生臭い感じで、直接飲む気にはなりませんでした。
そこでブリタという濾過ポットを通したもので米を洗い、料理やお茶を沸かすときはガロンタンクで買ってきたpurified water やspring water を使っていました。
水道水は顔を洗ったり、口をゆすいだり、風呂やシャワー、食器洗や野菜を洗う時などに使っていました。

サスカトゥーンに話を戻します。
我が家では、Saskatoonに来てからはガロンタンクの水を買うことはやめました。
しかしながら、アメリカでの習慣を継続し、飲みこむもの(お茶や料理)に関しては、ブリタで濾過してから使用します。
米の洗浄については水道水を直に使うようになりました。
市販の水は500mlのペットボトルをよく買いますが、これは外出時やお茶が間に合わない時などに活躍しています。
ちなみに今手元にあるものはNestleのpure lifeですが、mineral salt content:97ppmとありますので、中硬水ですね。(WHO基準)
うちでは非常時の緊急物資として常に1パック(20本以上)は備蓄してあります。

ちなみに、水道水(ブリタろ過後)をヤカンで沸かすと鍋底に白いもの(スケール)がこびりつきますし、加湿器は時々手入れをしないと、このスケールが薄い石のような層となって機械の水をためる部分に蓄積します。
これが水に含まれるカルシウム塩やマグネシウム塩そのものだと思われます。
と、ここまで1日がかりで書いてきましたが、市のホームページにこの一文を見つけてしまいました。

What is the hardness of Saskatoon’s tap water?
Saskatoon’s raw water supply has a hardness of approximately 180 mg/L. Through the treatment process, it is reduced to about 160 mg/L (expressed as Calcium Carbonate). Saskatoon’s water is considered to be moderately hard.

なんだ・・・書いてあるじゃん・・・。
最初に紹介した水・・確かに水道水とは書いてありませんでした。どこの水でしょうね・・・。
タップウォーター(蛇口から出る水)は160mg/Lにしてあるんですって。
WHO基準では硬水です。
あと、硬度の定義も国や機関によってバラバラです。
日本の定義は、

  • 0〜100mg未満⇒軟水
  • 100〜300未満⇒中硬水
  • 300以上⇒硬水

こちらを参照
ここまで、長々と書きましたが・・・だから何?って話ですね・・・。
まぁ、勉強になったからいっか・・・。

ちなみにですね、硬水はおなかを緩くすることがあるそうです、そんなときはクリスタルガイザーやボルビックが硬度が低いので試してみるといいかもしれません。でも、水はしばらくすれば体も慣れてくるので大丈夫だと思います。
赤ちゃんのミルク用にはpurified waterや赤ちゃん用の水ってのがありますので、そちらが安心かもしれませんね。
以上 おしまい!!

 

 

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