INFORMATION |
Address : Kimball Lake Campground |
Web-site : Saskatchewan Provincial Parks Campsite Reservation Service |
TELL : (306) 787-8676 |
Report
カナダ人の夏…それはキャンプです。
実は私達家族はSaskatoon在住3年目になりますが、一度もキャンプに行ったことがありませんでした。
一つには仕組みが分からず不安であったこと、もう一つは設備を全く持っていなかったこと、そして最後はクマが怖かったこと。
そんな私たち家族に、友人から救いの手が入りました。「今度、Kimball Lakeにキャンプに行くんだけど、一緒に行かない?」
聞けば、キャンプ地の手配から何から全部代わりにやってあげるから、一緒に来てみない?という甘やかしも甘やかし、
そんな甘やかされていいんだろうか…というVIP待遇。
そして、キャンプ地の名前はKimball Lake。その語感の持つ、日本語感に1人で大興奮です。もう自分の中では、略称キンタ〇Lakeで決定です。行きます、もちろん行かせていただきます。
さて、キン〇マLakeは、Saskatoonからは車で4時間弱。一面のキャノーラを抜けて行くと、そこはまさに野生の王国でした。
湖の脇にキャンプ場があり、周囲には5つの湖が広がっています。お隣の湖の名前はLittle Raspberry Lake。その名に違わず、
湖も周囲は野生のSaskatoon berryやRaspberryで一杯です。子供たちを放ったら、瞬く間にお皿一杯を熟れた果実で満タンにして戻ってきました。
キャンプ地でBerry pickまで楽しめるとは…恐るべしSaskatchewan。
そして、町からあまりに遠いこともあり、キャンプ地はどちらかと言えば閑散としていて、夏のレジャー地とは思えないほど人気は少なく、本当にゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました。
友人のカヌーでお隣のMustus Lakeへ出ましたが、なんと湖面を貸し切りの贅沢さ。ゆっくりと釣り糸を垂れながら、カナダの空気を満喫することが出来ました。
二泊三日の慌ただしいキャンプでしたが、我が家すっかりキャンプの大ファンになってしまい、自宅についてから、さっそくテントを購入し、次のキャンプの機会を虎視眈々と狙っているところです。
さてさて、夢のような話ばかり書いてきましたが、多少はネガティブな側面も…。
まずは夜。
日本の住宅事情同様、お隣さんは選べません。
大きく火を焚きながら、深夜まで談笑がカナダ流です。みな、ビールを持ち込んで上機嫌。二日目には酔っぱらったティーンネージャーが喧嘩を始める始末で、夜はなかなかエキサイティングでした。
そして、野生動物。
湖岸を歩くといたるところにクマのマーキングが。う~ん。新しい。そうです、ここでは人間がお客さんです。
キャンプを終え、自宅に戻ったら居残った友人から興奮気味にメールが届いていました。
「君たちが帰った後、Camping siteにクマが入ってきて大変だったよ!!!皆で追い返したけど、楽しかった!!!」