トラブルいろいろ House編 ~Garage~

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~焦らない、怒らない、待ってりゃそのうち何とかなる(こともある)~

北米は日本と違って、事前にトラブルを回避するために工夫するとか、備えるなどは、あまり一般的ではないような気がします。トラブルは起きて当たり前、起きたら解決、それで問題なし。修理には業者を呼ぶこともありますが、大抵はハンディーマンと呼ばれる、個人便利屋さんがよく登場します。彼らは個人経営の自由人、トラブルで焦っているお客に同情はしてくれるものの、いたってマイペースで危機感0な方々です。最初はその温度差にショックを受けますが、そんなもんだと諦めましょう。
というわけで、我が家が北米で体験したトラブルについて、いろいろまとめたいと思います。

ガレージが開かない

アメリカ時代から数えると、ガレージのトラブルが一番多かったと思います。
カナダに来てからは、直近の半年で3回もトラブってますね。
アメリカ時代もスプリングの断絶が2回と、ローラーはずれが1回で計3回トラブってます。
わ~、全部で6回、もうすっかり慣れっこです。

ガレージの仕組みを簡単に説明すると、こちらの巨大なガレージの開け閉めは、中央の機械ボックスから伸びるレールをシャッターの上部についているアームが行ったり来たりすることで、扉が上がったり下がったりしています。そしてこの動きを、2つの大きなスプリング(バネ)の力で補助します。(このため、機械部分がトラブっても、手動でシャッターを開けることができます。)
そのスプリングが経年劣化や何らかのトラブル起こすと、断絶などが起こり機能しなくなり、シャッターが持ち上がらないという事態が発生するのです。

黒い長い筒のようなものがスプリング
黒い長い筒のようなものがスプリング

スプリングは中央のレールを挟んで左右に2つ。
アメリカ時代は両方が別々のタイミングで断絶しました。この場合、スプリングの交換が必要で、素人が手をだすと危険な(バネがはじけたときなど)作業になります。
もう1度は、シャッターを上げ下げするとき、シャッターの左右端部分に補助のレールがあり、この中を丸い駒が通るのですが、それが外れてしまったことがありました。
garage2

これも、ハンディーマンに出動願ったケースです。

次に、カナダでのトラブル。1回目はアメリカ時代同様、スプリングの断絶でした。

2度目はある日突然シャッターがほんの少し動いたらもとに戻るという、不思議なトラブルでした。
レールを走るアームの受け皿は動いたので、機械部分は問題無し、センサーの問題かと思いましたが、エラーのランプは点灯せず、奇怪な状況です。
このときは、動き始めにシャッターを手で軽く引っ張ってやると引っかかり部分をクリアして最後まで閉まるという裏ワザ可能な状態。メンテナンスガイが来るまで、これでしのぎました。
結局、メンテナンスガイは症状を見て、センサー(シャッターが異常を感知したときに動きを止めるためのもの)を切るという方法で問題を解決し、去っていきました。新たなるトラブルの予感満載です。

3度目のトラブルは、前回の修理から1か月ほどで機械部分の異音とともに動力部分が機能しなくなりました。
いよいよ機械部分のトラブル発生です。

機械ボックスから伸びるレールをシャッターの上部のアームが動く
機械ボックスから伸びるレールをシャッターの上部のアームが動く

完全に手動によるシャッターの開け閉めを余儀なくされ2週間、極寒の日々をこれで乗り切りました。(シャッターは寒さのために床との設置部分が氷が張り付いています。)
年が明け、ようやく表れたメンテナンスガイ、機械ボックスを開けて、削れて小さくなった歯車を交換し、脱線しているセンサーのラインを発見してくれました。
最初からあなたに来てほしかった・・・。

とういわけで、ガレージでトラブったらスプリングならすぐに交換を、それ以外なら手動でシャッターが開く限り、大した問題ではないというのが、我が家の結論です。(注:強がりです)

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