カナダで予防接種 詳細編

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必要な方のみ参照してください。

海外での予防接種は国や地域によって受けるワクチンが多少違います。
我が家はアメリカとカナダで予防接種を受けることになったのですが、米国イリノイ州の例とカナダSasukatoonの保健機関のホームページにあるスケジュールを参考に説明したいと思います。

ちなみに日本のスケジュールはこちら

まず、アメリカもカナダもBCGの接種はありません。
ツベルクリン反応が出ると、結核菌所持者とみなされ学校に入学できないそうです。
なので、日本ですでにBCGを受けた方は、予防接種の証明を英文で持っていくことをお勧めしておきます。(念のため)

カナダのスケジュール(カナダのリンクを参照してください)

●DTaP-Polio(DTPとポリオ)・・・2,4,6,18months+4-6years 計5回の接種
Diphteria(ジフテリア)、Tetanus(破傷風)、acellular Pertissos(百日咳)、Polio(ポリオ)
※PolioはアメリカではIPVと表示され、日本と同様に経口投与されます。カナダは接種なのかな??

●Hepatatitis B(B型肝炎)・・・Grade6で2回の接種
※アメリカでは生まれた翌日、生後1ヶ月、6ヶ月の計3回受けました。

●Hib(インフルエンザ菌B型)・・・2,4,6,18months 計4回接種
※アメリカも同様

●HPV(ヒトパピローマウィルス・子宮頸がんワクチン)・・・Grade6にて3回接種
※アメリカでは11~12歳で3回接種

●Influenza(インフルエンザ)・・・everyone older than 6 months 毎年10月から3月まで
※アメリカも同様。
Saskatoonでは昨年から一部薬局でも子供以外の接種が出来るようになりました。普通は公共施設などで集団接種日が設けられて都合の良い日、場所に受けに行くか、かかりつけ医や保健センターでも受けることができます。
詳しい情報はこちらから。

●MC(髄膜炎菌性髄膜炎 血清群C群対応ワクチン)・・・12months
※アメリカでは7~10歳でMCV4(血清群A,C,Y,W-135群対応ワクチン)を接種するようです。
日本ではこのワクチンはまだ未承認のようですね。
参考ホームページ 横浜市衛生研究所

●M-C-ACYW-135・・・grade6 1回接種
※アメリカではMCV4と表記されます。日本ではMCと同様。

●MMRV(麻疹・風疹混合+おたふくかぜ+水ぼうそう)
Measles(麻疹・はしか),Mumps(おたふくかぜ),Rubella(風疹),Varicella(みずぼうそう)
※VaricellaはVarivax(chickenpox vaccineと同義語)と表記されることもあります。
アメリカではMMRとchicken poxは別々に受けました。

●PC(13価結合型肺炎球菌ワクチン)・・・2,4,12months 計3回接種
※アメリカでは6monthsでも受けたので計4回接種しました。
参考ホームページ 横浜市衛生研究所

●Pneumo-23-valent(23価肺炎球菌ワクチン)・・・65years + (65歳以上)
※高齢者用の肺炎球菌ワクチンのようです。アメリカでの対応は調べ切れませんでした。

●Rotarix(ロタウィルス)・・・2,4months 計2回接種
※アメリカでは2,4,6monthsの計3回接種しましたが、上の子の時には無く、受けていません。
そして、7歳の今はもう必要ないそうです。乳幼児用のワクチンと思われます。

●Td(破傷風+ジフテリア)・・・every 10 years
※最後のDTPから10年おきに受けなさいということのようです。

●Tdap(破傷風+ジフテリア+百日咳)・・・grade8, given 1 time >18 (18歳以降に1度だけ受ける)
※TとDが逆ですが、DTaPと同じもののようです。
grade8(13歳)で初回を受けるということなので、このワクチンはその後、18歳以降に1度受けるべしということになるかと思います。Tdが10年おきということなので、そのうちの1回をこのワクチンに置き換えるということでしょうか?
と ここまで書いて横浜衛生研究所様のHPにすべてまとまっている(しかも最新で私の手元にある現地のデータと一致する)ページを発見!!最初に見たかった・・・。いや、見てたら勉強しなかったから最後でよかった??
どっちにしろ・・・リンクしておきます(涙)

 

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