カナダもアメリカも基本的に交通ルールは同じです。
特別なローカルルールもあるようですが、日本のマナーで運転できる人なら問題にならないでしょう。
ただ、サスカチュワン州では、試験なしで日本の運転免許証からサスカの免許証に書き換えられるため、ここの交通ルールを勉強する機会が特にありません。
とはいえ、日本とはだいぶ違うルールを知らずに車に乗るのは危険極まりなく、少しはお勉強したほうがいいと思います。
サスカチュワンの交通ルールについて、詳しい情報はSaskatchewan Driver’s Handbookを熟読していただくとして、ざっくりと特に気を付けるべき点を紹介します。
NO TURN ON RED 以外は常時右折可能（ただし、一時停止必須）
これも、日本にないルールです。
歩行者が少ないせいか、車社会ゆえか、赤信号でも、右折に限っては左からくる直進車と歩行者がない場合に限って、車を道路に進入させて良いというルールがあります。ただし、その際には必ず停止線で一時停止した後、ゆっくりと車を前進させ左からの車が来ていないか、歩行者が周りにいないか、よく注意してから車を発進させます。
このルールーのおかげで、信号機で待つ車が減り、交差点でより多くの車両を流すことができ、非常に効率的なルールです。
スピードカメラがあなたを見ている
この右折オッケーのルールは「必ず停止線で一時停止」という条件が付きます。しかしながら、この一時停止がなかなか厳守されないケースがあり、大きな交差点では事故のもとになることもあるのです。
そのため、市内の重要交差点ではカメラを設置して、この一時停止を徹底させる措置が取られています。
もちろん、交差点の手前にはでかでかとカメラがあるぞ～！と書いてあるので、たいていの車両は気を付けるわけですが、たま～に気を抜いて、車も来ないし・・・と、ささ～っと出てしまうと、ばっちり写真を撮られて、後日莫大な違反金の請求書が送られてきます。
謹んで、早急にお支払いしましょう。無駄な抵抗はあなたの立場をより悪くするだけです。
この写真を撮られた人は、その後非常に注意深くなること間違いなしです。
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