海外だろうが日本だろうが、生活すれば一発で覚えることですが、もしも教えてくれる人がいない場合は、もしかしたら知らないかもしれない・・・という、日常生活の基礎中の基礎をあえて話題にしてみたいと思います。
第五弾、日常生活の落し穴 ドアが開かないんだよ～（涙）
ドアの鍵のかけ方、開け方
普通のぽちっと小さなつまみ（鍵）がついているドアノブもありますが、サスカに来てからよく見かける、明らかに鍵だとわかるものが何にもないタイプのドアノブ。
どうですか？
どこかに、鍵らしきものは見つけられましたか？
初めて、自宅に入ったとき、どのトイレにも鍵が見つけられず「カナダ人はたとえトイレでも隠し事はしないタチなのかしら？」と感心したものです。
まぁ、うちの子供達は小さいときから私がトイレに入ってドアに鍵をかけると怒り狂って泣き叫ぶため、基本的には、はばかり中もプライバシーはなかったのですが、そろそろ大きくなったし、時々旦那は突撃してくるし（一応紳士協定はありますので、お互い気を付けてはいるのですが、事故は起こるもので）鍵をかけたいな～と思っていたので、ショックでした。
鍵をかけないのと、かけれないのではずいぶん違うじゃないですか・・・。
とはいえ、まぁ家族内のことなので、それほど深刻にも思っていませんでした。
ところが。
ある日、ふと気づいたのです。
トイレから出るときに、力を入れてドアノブを回して出た後で扉を閉め、すぐにもう一度個室に戻ろうとしたら扉が開かなくなっていたのです！！
なんと！ 壊れた？？？
でも、よくよくドアノブ（外側のノブ）を観察すると真ん中に穴が開いていました。
ピンと来た旦那がちょいちょいと細いドライバーを使ってぐりぐりするとドアは開きました。
これが意味すること、それはこのドアに鍵がかかっていたということです。
いったいどうやって？？？
その後、試行錯誤の末、どうやらこのドアノブはノブ自体が鍵になっており、押し込んで回すと鍵の開閉ができるタイプと判明しました。
このタイプは、ドアノブを押し込んで回すと鍵がかかり、押し込んで戻すと鍵が外れるという仕組みです。上の写真、少しドアノブの根元の黒い部分が伸びたり縮んだりしているのがお判りでしょうか？
ただたんに、回すと鍵は閉まりもしないし開きもしない・・・。そしてちょっとしたコツが必要なんです。
慣れてないトイレなんか本当に困ってしまいます。特に外出先のレストランでしくじると、まったく知らない人にHelloされちゃう危険性があるわけで、かといって閉めたものの開けられない・・・なんてこともあります。実は１度私は子供と一緒にレストランの化粧室から出られなくなり、救出された経験があります・・。
コツが分かれば、よほど癖の強いドアでなければすぐにできるようになりますが、ちょっと練習が必要です。
明らかにこれがロックだというつまみのないドアノブに出会ったときは、「出たな！」とまずは深呼吸。
自分はできる！！絶対大丈夫だ！と心に念じ、ぜひ自信をもってドアノブをグイィ！！っと押し込んで回してください。
ドアは開かれ、トイレごときでレスキュー隊を呼ばずとも自力で抜け出せるはずです。
健闘を祈ります。
~ Coming soon ~ たぶん
ガレージオープナー（外付けとリモコン）
シャワーのヘッドは取り換えられる
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トイレのスッポンを常備せよ
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