北米の交通ルール 他にもいろいろびっくりルール

カナダもアメリカも基本的に交通ルールは同じです。
特別なローカルルールもあるようですが、日本のマナーで運転できる人なら問題にならないでしょう。
ただ、サスカチュワン州では、試験なしで日本の運転免許証からサスカの免許証に書き換えられるため、ここの交通ルールを勉強する機会が特にありません。
とはいえ、日本とはだいぶ違うルールを知らずに車に乗るのは危険極まりなく、少しはお勉強したほうがいいと思います。
サスカチュワンの交通ルールについて、詳しい情報はSaskatchewan Driver’s Handbookを熟読していただくとして、ざっくりと特に気を付けるべき点を紹介します。

自転車も車道を走ります

自転車は軽車両ですよね、日本でも正しくは歩道を自転車は走ってはいけないはずです。
でも、こちらは思いっきり自転車が車道の真ん中を走りますし、車と同じように交差点を横切ります。
なので、小学校で習った手信号ってやつが、リアルで見られます。
みなさん、覚えていますか? 右折は右手を横へまっすぐと、左折は右腕を横にあげ、肘を直角に曲げて手のひらは自分の方を向けること。ちなみに停止は見たことありません。むしろ、停止の角度が右折かも・・・。

teshingou
この信号が実は海外も同じルールだと知ったときは感動しました。
夏場、自転車に乗る機会も、自転車に乗っている人を見かける機会も増えます。ぜひ、今一度、思い出しておいてください。

 

葬儀の列には割り込まない

これ、割と重要なルールです。
アメリカも同様ですが、教会で葬儀を済ませた一団は車に分乗して、墓地へ向かいます。
このとき、周りに分かるように、おそろいの旗だったり、なんらかのしるしを車のどこかにつけて、非常に遅い速度で進みます。
先頭はいわゆる霊柩車。霊柩車の後ろにぞろぞろとゆかりに人々の車列が並ぶのですが、この車列、たとえ赤信号でも止まりません。
先頭の車が青で通過したならば、列の最後までたとえ信号が途中で変わっても、突き進みます。
この時も、周りの車は決して列に割り込んだり、列を乱してはいけません。フューネラルの車列は敬意をもって尊重されるべき存在ないのです。
もしもあなたの横に、オレンジ色の(オレンジとは限りませんが)リボンや旗を窓や屋根につけて、走る車列に出会ったら、速度を守り、そっと見送りましょう。

救急車やパトカーなどの緊急車両が来たら、わきによけて止まるべし(日本より厳しいです)

救急車の発する音は特別な緊張感をはらんでいます。中に乗っているのは、今すぐ特別な治療を必要とする人々です。
基本的には日本と同じです、路肩によって停車し、できるだけ速やかに緊急車両を通過させてあげましょう。
ちなみに、アメリカでは信号機には仕掛けがしてあり、緊急車両が近づくと信号機の上についているフラッシュライトが点滅して、知らせてくれます。
交差点の付近にいる車は速やかに通過して邪魔にならない場所で待機するか、路肩によって待機、緊急車両の通過を待ちます。
このとき、信号機もトリッキーな動きを見せ、たった今青になったばかりの信号も、必要ならすぐさま赤になって緊急車両が通過できるよう、車が滞らないように働きます。
残念ながら、Saskatoonにはこのシステムは無いようです。

バイクはヘルメットをかぶらなくてもいいらしい

面白いというか、こわいんですが、バイクの運転手はヘルメットをかぶっていないことがあります。
でも、自転車のライダーは大抵ヘルメットをかぶっています。
どっちが危ないかなんて、子供でも分かるんですが、謎です。

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