さて、どうしてもリチャードソンジリス(Richardson’s ground squirrel)ばかりが目につきますが、Saskatoon市内および近郊には他の種類のリスも暮らしています。
街中や大学近辺を歩いていて、草むらに何か気配を察知したら、そっと動きを止めて待ってみてください。
運が良ければ、つぶらな瞳と目が合うかもしれません。蛇なこともありますが。
Least Chipmunk
日本人がリスと聞いて想像する、一番リスらしいリスがLeast Chipmunkではないでしょうか。
動きが早く、警戒心も旺盛なので街中で見つけても撮影が困難ですが、Beaver creekでは人に慣れた個体がウロウロしていて、餌を手渡しすることが出来ます。
Franklin’s grand squirrel
もう一種類のジリス、Franklin’s grand squirrelです。
これも、Beaver creekの個体は手渡しで餌をやることが出来ますが、おバカさんなので手ごと食べようとします。餌はInformation centerでヒマワリの種を無料で頂けますが、その際に注意されます。
「このリスは手をかじるよ」
本当にかじります。注意しましょう。
Eastern Red Squirrel
あ、リスだけど何か赤い・・・と思ったらこのリスです。
Eastern Red Squirrelという名前は、Black bird with Red wingと同等の安直な名前です。きっと、どこかの東で発見されたんでしょう。
Thirteen-Lined Ground Squirrel
とても美しい模様のジリスですが、警戒心も最強な気がします。ぱっと現れて、さっと隠れてしまいます。
ゆっくり見ることが出来たためしがありません。
おかげで、この名前が正しいのか正しくないのか、いまだに確認出来ていません。13本数えることが出来た方、連絡ください。
Saskatoonの夏は短いですが、川沿いのトレイルを歩くと思いがけない出会いがあります。
仕事や勉強の合間、リス達との出会いを楽しんではいかがでしょうか。