カナダのお金のお話 ~消費税とDeposit Beverage Container~

gomi_arau

日本の消費税が増税されたのは記憶に新しいと思いますが、カナダの消費税は4つの州を除いて、10%以上です。

その4つの州のひとつがアルバータ州、カルガリーのある州ですが、GSTのみで、PSTがないため、消費税は5%です。

カナダの消費税には、GST(連邦税)とPST(州税)、HST(連邦税と州税が一緒になったもの)があります。
サスカチュワン州はGSTとPSTが各5%づつかかるので、計10%です。
ただしGSTにおいては、食品や薬、医療費や教育費などは非課税となります。
PSTで非課税になるものは州によって違うそうです。じゃぁ、どんなものがSaskatoonではPSTが非課税になるのか?? 調べようとしましたが、あえなく玉砕。
英語の壁は厚かった・・・。

とまぁ、基本的なところはその辺で、もうちょっと詳しいお話はe-mapleでもご覧いただければと思います。

とりあえず、主婦目線にて日常生活の消費税についてざっくり語らせていただくと…。

saskatoonの消費税は10%で、グローサリーで買う食品、処方箋薬、プリスクールの月謝には消費税はかかりませんでした。
ただ、グローサリーの消費税は一緒に色々買うので、ぜんぜんかからないとは言えないのですが、食品しか買わなかった日は消費税0円ということもありました。
レシートをじっくり眺めていれば、この謎が解けるかもしれませんね~。

さて、もう一つ飲み物を買ったときにかかるお金について。
Saskatchewan州では飲み物(Beverage)を買うときに、飲料の容器に対してかかるお金があります。
ecology feedepositというものですが、レジで加算されます。

ちゃんと、売り場で表示してくれているのは私が知る限り、COSTCOの売り場くらいでしょうか・・・。
レジでお金を払ったときに、「あれ!?思ったより高いな・・・」と思ったらコレが原因かも。

デポジットと環境税がかかるのは、ペットボトル、カン、紙パック、ガラス瓶などですが、これらは後日リサイクルのSARCAN に持っていくと、払い戻してもらえます。
こちらのページで、詳しい金額などが見れます。

SARCANはSaskatoon市内には4箇所あり、最寄の場所はネットから確認できます。
容器を持ち込むときは、缶、ビン、ペットボトル、紙パックに分けてあげると、作業する方のお役に立てるかと思います。
窓口で持ち込んだ容器の数を、種類別にカウントして書いた紙をもらえますので、レジに持っていくと現金が支払われます。
遠方だったり、車が無かったりすると、とても大変ですが、リサイクルを促進する方法としてはとても有効かもしれませんね。
普段から飲み物の容器は空いたらすぐに水でゆすいで、種類別に保管しておくと良いと思います。

なお、牛乳のコンテナは対象外です。自宅のリサイクルboxに入れましょう。
子供用のヨーグルトドリンクは、私は持ち込んでいますが、カウントされているかどうかは不明です。
また、ビールのビンは環境税は取られていません。
以上、お金のお話でした。

 

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画像出典:Copyright © いらすとや. All Rights Reserved.

2 件のコメント

  1. rie 返信

    日本の小学校に総合学習というものがあって、住んでる○○市では税金について、勉強をしてるようなんですね。義親が自営業をしていた時に(継がずに終わりました)、税務署の活動に積極的に協力をしていたようで、辞めた今でも協力をしています。小学校に行って税金の仕組みを話してきます。世界の消費税の一覧にカナダは5%と明記。アメリカは州ごとと。税務署が発行したものにそう書かれているのです。小学生がカナダの消費税を知らなくてもかまわないけど、なんか違うと思いませんか?
    カナダは5%だから、日本より暮らしやすいんだと、義親に言われてしまうし、違うって言っても、「ほら、カナダは5%」と…
    それと、日本政府が海外留学を応援しています。息子が20歳になり年金支払の学生特例の手続きをしようとしたら、日本政府が認めた学校でないので対象外。年収のない若年者として手続きをしました。なんか違うと思いませんか?
    息子が留学して出くわした不思議や疑問・愚痴を書いてしまいました…
    冬の服装でブーツはびっくりしました!あんなブーツは持ってないと思うけど、そういう日は学校と寮以外、出ていないのだろうなと思います。
    飲み物は水筒を持って行動してるようです。(中味は聞いたことありませんが) それは中学生の頃からなので違和感ないのかも…
    ヨーロッパは大変なようですが、そちらでは何もないことを願ってます。

  2. Guppy 返信

    rieさん
    最近の小学校は海外の消費税にまで着目するんですね~素晴らしい!!
    確かに消費税5%の州もありますから、全部間違いじゃないけど、アメリカ同様州によるってことも付け加えた方がいいですね。
    そして、カナダは暮らしやすいと思いますよ。
    ただ、医療は悲惨です。
    日本では助かる人もカナダでは助からないケースも多いと思います。
    技術の差じゃなく、ひたすら予算の関係で…。
    また医療についてはブログに書く機会があると思いますのでこの辺で。
    さて、こんなページを見つけました。
    http://studyincanada.ciao.jp/shinan/public.html
    参考になるかわかりませんが。
    お子さんが無事留学を終えて、立派に自立される日が待ち遠しいですね。
    ヨーロッパは深刻な状況のようですが、こちらは今の所平穏ですよ。
    すぐ近所まで来ていた春がどっかに行っちゃった以外は…。

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